大学では単位制度が採用されているのを聞いたことがある人は多いと思います。
「単位」とは、履修した科目で一定以上の水準に達すると取得できる
いわばポイントのようなものです。
逆にいえば、その水準に達することが出来ないと、単位がもらえないということです。
学部ごとに定められた進級や卒業に必要な単位数を満たさないと、
進級や卒業ができなくなるため、
単位は非常に大きな意味をもちます。
出席率、レポート、試験の結果など、成績を決める基準はいろいろありますが、
何を重視して評価するかは、担当の先生によります。
出席率やレポートの提出を重視し、試験のウェイトが低い講座もあれば、
出席をとらずに試験結果１００％で評価される講座もあります。
また、単位をとれた中でも何段階かで評価がつけられます。
「S」、「A」などのアルファベットや「秀」、「優」といった漢字など、
表記は大学によって様々ですが、
ただ単位を取れればよいというものではないということです。
大学に入ってからコース分けや研究室配属などがありますが、
成績が良い人から優先的に希望のところに入れるというケースが多いです。
そのため、単位をとれさえすればどの評価でもよいというわけではなく、
良い成績をとるということが重要になります。
ここまで、単位制度や成績の話をしてきました。
皆さんは今、大学合格に向けて頑張っていますが、
忘れないで欲しいのは、大学合格が決して人生のゴールではないということです。
それは単位や成績だけの問題ではなく、
自分が興味をもって進んだ分野をしっかり突き詰めてほしいという意味です。
まずは大学入試を突破するのが先ですが、
大学に入ってからも精一杯勉強を頑張ってほしいです。
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